2017年3月22日水曜日

税理士の仕事 ゾンビ松浦

1月のブログにも書いたが、「言えるか塾」が3回目を迎えた。受講生8社11名(企業数より人数が多いのは、夫婦で参加している企業が3社)その、受講生2名がこんなことを言った。
今依頼している税理士の先生が「そんな勉強なんかする必要はない、今まで通りに伝票を渡せばいいので、無駄なことはやめなさい。どうせできやしない。」・・と、のたまわったとか。受講生は「どうしたらいいでしょうか」と言ってきた。
「そんなことは知らん!」「自分で決めなさい!」
件の税理士先生は、肩書のまんまの「税務申告書の代書屋さん」だということを自他ともに認めているのだ。
「それで何が悪い・・!!」と言われそうだが、私たちが学んでいるのは、そんなことではない。
その二人、今は小さなイチゴ農家と自動車修理工場の跡取り息子なのだが、彼らの夢は、従業員をたくさん抱えた、立派な会社にすること。しかも、従業員を雇うのは、「地域の活性化のために働き場所を作りたい」と言う高邁な理想に燃えて、今学んでいるのだ。
経営と数字は、切っても切り離せない。
これからは、クラウドの時代。代書屋さん家業は、そろそろ退場の時間ですよ~。

2017年3月10日金曜日

助成金の使い方 ゾンビ松浦

長崎県に波佐見という町がある。知る人ぞ知る磁器の町です。・・・・知らない人は、知らない。
今、その町は「えらい元気」・・小さな山間の町なのだが、移住者が増えているとか。
そんな街の若者達が、博多駅の駅ビルにアンテナショップを出店している。
なんと、助成金なしの自前の出店なのだ。
ある会合で、波佐見を代表する磁器メーカーの会長さんが「こんな人に助成金を出さなきゃだめだよ」と、町長さんに言っていた。
そう、助成金があるから何かやる人と、助成金なんかあてにせずにせずに何かをやった人には、雲泥の差がある。
助成金が無くなったら、いつの間にか消えていた・・・・という事が多すぎやしませんか?
博多に行ったら、ぜひ波佐見のショップを探してください。色んな趣味の人が出店しているから、楽しいハズです。・・・しかも、自力・・・
応援してくださ~い。